2012年9月1日土曜日
インドのこと
図書館で、インド旅行記を見つけたので、昼下がりの眠気の中,
まどろみながら読んでいました。
先月号のVougeの記事にもあったんだけど,
近年旅行先として、アジアが熱いらしい。
そして、先週見た映画,「食べて,祈って,恋をして」の中でも,
主人公がインドで瞑想の旅をするというシーンがある。
インド。
先進国の企業がこぞって進出してる新興国。
すぐに興味がわいてその本を手に取ってみました。
2004年に出版された本だから,情報としてはちょっと古いかな。
印象に残った内容。
①インドはゼロである
新興国とはいえ、貧困層がまだまだ多いインド。
お金がないので,人々が助け合って生活している、日本の戦後の様な感じ。
生活基盤が整っていなく、便利が発達していない。
だからこそ人は、物やサービスに依存しない。
完璧を求めない。
欠点を見るのではなく、ゼロからの視点で、どれだけ+の状態かを見ている。
②働かない自由なインド人
雨が降ったから仕事を休みます。
なんてことがまかり通るらしい。
日本人からしてみれば,なんて怠惰なんだって思ってしまう。
彼らには、へとへとになるまで働いてまで、大金を稼ぎたい。
という考えがあまりない。
足りているもので十分。
今,目の前にある幸せを感じることが大切。
ちっちゃな島国の日本は、エネルギーや食物を自給自足できない。
自国の資源に頼ることが出来ず、技術を売って外国に頼らないと生きていけない。
新聞を読むと、日本,このままでいいのか。みたいな記事がたくさん出て来る。
「競争」とか、「生き残り」とか。
過労死や若者の自殺など、社会の歪み現象が起こっている。
「忙しくしていないと取り残されてしまう」ような感覚、日本人なら誰もが味わったことがあるんじゃないかな。
これ以上、生活水準を下げたくないから、働き続けるんだろうけど,正直どこまで続くのかとも思う。
会社で、40代以上の上司と話していると、
彼らは消費することに価値をおいている気がして仕方がない。
今の若者はどっちかというと、低消費思考。
結婚式も、旅行も、低価格でシンプルな時代。
震災の被災者たちが、
物を失うことで、愛する人との時間や,人との助け合いの大切さに気づいた。
価値観は変わってきていると思う。
物やサービス、情報があふれる社会は、きっと飽和状態に達していると思う。
こんなことに戸惑いを感じて,働く意味を見失いかけている若者が、会社にたくさん居る。
気づいている人は、動き始めている。
会社を辞めてボランティアの旅に出る人。
新しいコミュニケーションのツールを提供する人。
社会的弱者を支援する人。
人間として、人間らしく生きていくこと。
シンプルなんだけど,なかなか真剣に考えることが出来なかったこと。
そんなことを、インド旅行記は教えてくれました。
あたしも、社会に惑わされず、地に足をつけて生きていきたいです。
自分が一番人間らしく居られる生き方を求めて。
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